大事な試験やプレゼンが近づいてくると、コンビニに並ぶ商品を数える行為が止まらなくなったり、曲がって並んでいる商品をきちんと直さないと気がすまない。そのため、いつまでも店から出られないなんてケースもあったという。
最近の健康ブームの影響から、汚染や病気に対する“強迫症状”がエスカレートして、ヘルシーな物しか食べられなくなるタイプも現れ始めた。
体に悪いといわれる添加物が入っている食品は一切受け付けず、加工食品が食べられない。動物性食品も避けるようになって有機栽培された野菜しか食べられなくなり、栄養失調になってしまった人もいるという。
■強迫性障害との境目
ここまでエスカレートすれば病気だが、添加物や産地などをチェックして、弊害がありそうな食品をなんとなく避けている人も少なくないだろう。「性格」と「病気」の分かれ目はどこにあるのか。