来年早々にも発売 日本初「肥満症治療薬」の利点難点

「飲酒・喫煙の習慣のある44歳の女性は1日3回、1年間この薬を服用したところ、ウエスト103センチが100センチ、体重81キロが74.3キロ、8.2%だったヘモグロビンA1cが6.5%に減少しました。中性脂肪も177mg/dlから88に減少したのです」(辛院長)

 ちなみにこの女性は薬を飲んだ1年間は、とくに食事も変えず、運動もしていなかったという。それだけ薬の効き目が凄いということだ。

■問題は排便時の便器がベトベトに

 問題は脂肪便だ。この薬は体に吸収されなかった脂肪を便として流すため、排便時に便器がベトベトになるという。

「最初は少し驚かれると思います。脂肪が便器にこびりつくからです。ただし、慣れれば薬の力を実感できるため、他の薬のように飲み忘れは少なくなるでしょう。また、女性は便秘が多いのですが、便が脂肪でコーティングされる感じで、スルリと出て便秘が解消されるメリットもあります」(辛院長)

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