風邪の季節…鼻水は無理に止めず「色」「状態」のチェックを

 副鼻腔炎(蓄膿症)になると、上顎洞にうみがたまることで黄色い鼻水が出たり、血が混じった茶色っぽい鼻水が出たりする。もともとアレルギー性鼻炎がある人が、風邪をきっかけに発症するパターンも多いので注意したい。

「血が混じっている鼻水が続く場合は、副鼻腔炎だけでなく、鼻のがんの可能性もあります。早いうちに病院でしっかり検査を受けた方がいいでしょう」(大場院長)

 鼻水は体調のバロメーター。出てくる鼻水を止めるのではなく、鼻水が出る原因を探って治療することが大切だ。

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