CMで大宣伝 インフル治療「点滴薬」はホントに効くのか

「抗インフルエンザ剤を用いると、インフルエンザに対する抗体が5分の1しかつくられなくなるため、再感染しやすくなることを警告している報告があります。また、免疫を抑制するので、他のウイルス疾患にかかりやすくなり、後から肺炎になるケースもあります。点滴はもちろん、吸入でもイナビルは作用が続くので、副作用のリスクも大きくなるといえます」(浜氏=前出)

 もともと健康な人にインフルエンザの薬は本当に必要なのか。

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