花粉症の鼻水 確実に止めるなら「市販薬」より「処方薬」

 ならば、病院に行き、医師が出す処方薬をもらうのが確実だが、いきなり効き目の強い薬を服用するのは禁物だ。

「基本的に強い薬は眠気を誘うので避けた方がいい。高齢者は前立腺や緑内障に影響を与える可能性もありますし、鼻水は止まったが眠くて仕事に支障が出るのでは何のための鼻水止めかわかりません。“昨年効いた薬だから”といって、大量に処方してもらうのもやめた方がいい。体の中は日々変わっていて、いつまでもその薬が効くとは限らないからです」

 では、どんなやり方がいいのか?

「病院では必ず“昨年は何を飲んでいましたか?”と聞かれるはずです。それを基準にして患者さんの状態を見て強めの薬にするか弱めにするのか決めます。まずはそれを2週間程度使ってみることです。そうすることで、その時点で自分に合った薬が見つかるはずです」

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