「体にいい」も逆効果…「頭痛によくない」食品と食べ合わせ

■ハム、サラミ、ソーセージ

 発色剤として使用されている亜硝酸ナトリウムに血管拡張作用がある。

■食品添加物

 うま味調味料に使われることが多い「グルタミン酸ナトリウム」も血管を広げる。中華料理、加工食品、スナック菓子が好きな人は気をつけたい。

■ダイエット食品

 アミノ酸の一種である「アスパラギン酸」に血管拡張作用がある。脂肪の燃焼を助けるサプリメントなどに多く使われている。

「こうした食品を口にしただけで、必ず頭痛が起こるわけではありません。しかし、食べる量や回数が多かったり、重複して食べすぎたり飲みすぎたりすれば、それだけ頭痛を引き起こしやすくなります」

■季節や体調が絡む最悪パターンも

 季節の変わり目や天候不順による気圧や気温の変化、ホルモンバランスや生活リズムの変化も頭痛を引き起こす要因になる。そうした危険因子がいくつも重なっているタイミングで頭痛を誘発する食品を食べれば、さらにリスクが高くなる。

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