よく効いて副作用も軽い…C型肝炎治療の“最強兵器”とは?

 発がんのリスク判定は、肝炎の進行度で見る。肝炎の進行度は、肝臓の硬さからF1~F4の4段階に分けられ、数字が大きくなるほど肝炎が進行しているということで、F4は肝硬変だ。主治医とよく相談してリスク判定を行い、ベストの治療を受けるべきだ。

 小尾部長は、「臨床試験中のソフォスブビルとレディパスビルは、今後C型肝炎ウイルスを絶滅させられるほどの力を持ったスーパー最強兵器」だと言う。ただし、値段も“最強”。現時点で薬1錠1000ドル、約10万円。C型肝炎治療が進歩していることは絶対に間違いないが――。

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