病院の前に…薬のプロ「薬剤師」を徹底活用する6ポイント

写真はイメージ/(C)日刊ゲンダイ

 たとえば風邪っぽい場合、発熱、吐き気、頭痛、下痢など、人によってさまざまな症状が表れる。吐き気が強いと薬を飲めないケースもあるから、そういう人には吐き気を抑える成分が含まれている薬が必要になる。

(2)アレルギーの有無と過去の副作用歴

 特定の食べ物、飲み物に対してこんなアレルギー症状が出る。この薬を飲んだら気持ち悪くなった、湿疹が出たといった経験がある場合、必ず事前に知らせておく。

(3)他に服用中の薬

「飲み合わせが悪い薬や、成分が重なって薬が効きすぎてしまうことを防ぐためにも正直に伝えてください。普段から飲んでいる市販の漢方薬と合わない薬もあります」

(4)常用しているトクホや健康食品

 トクホや健康食品に含まれている成分によって薬の効果が必要以上に強まったり、臓器に負担をかけるケースもある。

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