600万人が悩む びりびりジンジンは「神経障害性疼痛」だ

びりびりジンジン/(C)日刊ゲンダイ

 身に覚えがある人は、ペインクリニックを受診するのがベスト。
「その痛みが一体どこからきているのか明らかにする必要があります。中には精神疾患からくる痛みや、脳卒中などによる中枢神経の障害からくる痛みもありますから、そうなると治療方法も変わってきます。

 神経に働きかける鎮痛薬を主に処方していきますが、ヨガや太極拳、ピラティスといった体幹トレーニングによる運動療法も有効です。家族など信頼できる人に痛い部分に触れてもらう“タッチ療法”も、神経に働きかけ、緩和していく場合があります」

 40代を過ぎると徐々に増えてくる。ストレスの影響もあるそうだ。
「ですので、ストレスをためない、ためたらすぐ発散することが大事。何でもプラス思考で自己否定しない。軽い運動やカラオケなどで大声を出す。映画を見る時は、大笑いできるコメディーやスカッと爽快な気分になれるアクションをおすすめします」

3 / 4 ページ

関連記事