健康医療データの読み方

自宅で亡くなる割合は?

写真はイメージ/(C)日刊ゲンダイ

 また市部と郡部(都会と田舎)という大きなくくりで見ると、市部の方が自宅率が高くなっています(市部13.1、郡部10.9)。中でも神戸市(17.7)、東京23区(17.5)、大阪市(15.9)などが突出しています。札幌市や鹿児島市、福岡市でも軒並み11以上に達しています。つまり大都市ほど自宅で亡くなる割合が高まる傾向にあるのです(数字の単位は%)。

▽長浜バイオ大学・永田宏教授(医療情報学)

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