■別の病気のリスクも 薬を飲まなくても、生活の中のちょっとした工夫で症状を抑えることも出来る。「軽症で、イリボーが必要なさそうな患者さんには、朝食の取り方を指導します。便意に襲われるのは、朝の通勤時が多い。そこで、朝食を取らずに自宅を出てもらい、会社などトイレにすぐに行ける場所に着いてから食事を取ってもらう。『これで朝のお漏らしがなくなった』という患者さんは少なくありませんよ」 ただ、あまりに何度も下痢などを起こすようなら、別の病気のリスクもあるので、一度、大腸内視鏡で検査を。
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