【健康特集】認知症予防の期待が高まる「緑茶カテキン」

 また、岐阜大学医学部の森脇教授(当時)らは、大腸ポリープを内視鏡で切除した125人のうち60人に緑茶カテキンを含む緑茶エキスの錠剤3錠(計1.5g、6杯分)を毎日飲んでもらい、飲まない65人を対象にして、1年後のポリープ再発率を比較した。その結果、飲用群の再発率は、非飲用群の約2分の1であり、大腸ポリープの再発抑制が確認された、という研究論文を08年に発表している。
 がんも認知症も健やかに過ごすことを阻害する強敵だ。そんな強敵に負けないためには緑茶を毎日習慣的に飲むことが必要だろう。

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