■歯ブラシ以外にもバラエティー
外食をしたときなどは、「歯みがきシート」(花王、432円)を。ウエットティッシュ状のシートを指に巻きつけ、歯の汚れを拭き取る。
歯ブラシ以外にもある。たとえば口内専用ブラシ「雪繭」(永豊堂、1944円)は、歯茎、舌、頬の裏側をマッサージして汚れやヌメリを取る。
「口内の雑菌は、虫歯や歯周病だけではなく、口内炎や内臓疾患の原因にもなります。雪繭は、群馬県富岡産の生糸を使っており、絹の殺菌作用を利用しています」(永豊堂の担当者)
「エアーフロス」(フィリップス、1万5000円前後)は、時速70キロで水滴を噴射する歯間洗浄の専用器具だ。
「歯ブラシがうまく当たらない歯と歯の間に、取り切れなかった食べ物のカスがたまって炎症が起き、歯周病などに発展するケースも見られます。歯間を洗浄することで、虫歯や歯周病、口臭の予防を助けます」(フィリップスの担当者)