インフルエンザや花粉症を悪化させる「ドライノーズ」対策法

マスクの活用は有効/(C)日刊ゲンダイ

 三輪准教授は、別の実験で、花粉症などアレルギー性鼻炎と鼻の水分蒸散量との関係を調べた。ろ紙に抗原(花粉)を付着して鼻の粘膜に触れさせ、アレルギー性鼻炎を誘発させる。すると、同時に水分蒸散量も増える結果が出た。

「つまり、花粉症などアレルギー性鼻炎がある人は、水分蒸散量が増えてドライノーズになりやすい。一方で、ドライノーズの人は抗原が粘膜にくっつきやすく、花粉症などアレルギー性鼻炎を起こしやすい。負のスパイラルが出来上がっているのです」

■鼻くそがよくできる人は要注意

 空気が乾燥していると、風邪をひきやすくなるとよくいわれる。乾燥した喉にウイルスが付着しやすくなるからだ。ドライノーズも、風邪やインフルエンザなどの感染症のリスクを上げる。

 余談になるが、飛行機の中の相対湿度は10%以下と低い。同様に、病院の湿度も飛行機並みに低く、感染症をはじめとする病気のリスクを上げるのでは……と指摘されたことがかつてあった。

2 / 3 ページ

関連記事