40代は認めたがらないが…初めての老眼対策「基本のキ」

早めの対策が肝心/(C)日刊ゲンダイ

「パソコン作業が多いようでしたら、普段お使いの近視メガネの度数1.0より少し下げ、0.8にした方がいいでしょう」(女性店員)

 矯正視力を低くした方が、目の疲れが少なくなるという。選んだフレームは赤で、価格は6372円(税込み)。1万円かからないのは助かった。しかも、黒縁から赤に替えたことで、「若く見える」という声もチラホラ。

 老眼鏡は100円ショップでも売られているが、既製品は乱視対応がなく、両目の度数が同じだから、左右で視力が違う人には向かない。

 一方、どうしても「老眼を認めたくない」というガンコ者は、老眼を緩和する方法もある。名古屋市にある「ほんべ眼科」院長の本部千博医師の近著「自分で目をよくする本」(ワニブックス)によると、老眼は加齢のせいばかりでなく、血流不足などが原因で起こるケースもあるという。予防のため、目の周囲にあるツボを“イタ気持ちいい”程度に押したり、頚椎のストレッチをしたりするのが効果的だ。

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