患者数は20年で10倍 「摂食障害」は死につながる重大病

写真はイメージ/(C)日刊ゲンダイ

 高木院長は、患者への治療はもちろん、家族を対象にした家族療法を毎月4時間×3回、さらに家族だけでの1泊2日の研修旅行も、行っている。

「治療の最低限の目標は、低カリウム血症、低血糖、衝撃的な事故などで患者が命を落とさないこと。ことあるごとに“回復には年単位の時間がかかる。しかし、必ず治る”と患者と家族に伝えます」

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