「動物性脂肪、タンパク質、塩分、糖分の取り過ぎは、尿中の結晶成分を増やし、結石を大きくし、発作のリスクを高めます。特に夕食にこれらの食事を頻繁に取ると、発症につながりやすい。結晶成分は食後4時間のあいだ分泌し続けますが、睡眠中は動かず、水分を取らず、排尿もしないので、尿が濃縮するからです。また、尿酸値が高い人や睡眠時無呼吸症候群がある人も、尿路結石ができやすい」
衝撃波を体外から当てて結石を砕き、尿と一緒に排出する外来での治療が中心だが、進行すると入院が必要な外科手術になる。腎臓摘出になる人も……。高リスクの人は、すぐに生活改善を。