【“貯金”をする】
タイムを“貯金”するために、いつもよりハイスピードで走り始めるのは、絶対に駄目だ。
「そうでなくても、マラソン大会時は、周囲につられてオーバーペースになりがちです。意識してペースを抑えないと、30キロ前後から一気に苦しくなり、最後の10キロで死ぬほどつらい思いをすることになります」
マラソンのときは自分の能力に合った一定のペースで走るのがベスト。スピードの出し入れができるのは、トップランナーだけと肝に銘じるべし。
【ミネラルウオーターで水分補給】
「汗と一緒に電解質が体外に出ていくので、水分補給は必ずスポーツドリンクで。ミネラルウオーターのみでの水分補給では、血液の電解質のバランスが崩れ、脚がつったり、全身のしびれや脱力につながる可能性があります」