【脚がつった時に屈伸】
再起不能でリタイアになることも……。
「筋肉は同じ長さの中で伸び縮みをしている方が負担が少ない。逆に、大きく伸ばしたり縮めたりすると、その次に動かす時に莫大なエネルギーが必要になります。マラソン大会では、30キロ付近を過ぎた辺りで脚をつりそうになるのですが、体が極限まで疲労しているので、屈伸によって力が入らなくなったり脱力してしまうことがあるのです。ふくらはぎやももの裏の軽めのストレッチを立ったままやるのが正しい対処法です」
ランナーの経験値や体のつくりによって「OK」なこともあるが、ひとつでもリスクを減らした方が、楽しく走れ、成績も上がることは間違いない。
覚えておこう。