食事の歪みはこう正す 栄養素豊富な「雑穀料理」で体調改善

 雑穀はヒエ、キビ、アワ、ソバ、アマランサス、キヌアなどいろいろな種類があり、複数をブレンドしたものがスーパーなどで売られている。

「雑穀は長時間水に漬けたり、事前にゆでこぼす必要はありません。軽く洗って白米に混ぜればOK。水加減や浸水時間も白米を炊くときと同じでいい。私は豆類も加えていますが、戻さずそのまま混ぜています。雑穀と白米の割合は半々にすると食べやすい」

 雑穀ご飯は熱々もいいが、冷えてもモチモチして美味だ。ニンニクの黒酢漬け(ニンニクを黒酢と砂糖に漬けたもの。3カ月目から食べられる)を刻んで混ぜ込み、おにぎりにしておくと、栄養満点の上に、いつでも気軽に食べられる。

 雑穀ご飯のチャーハンもいい。リュウさん考案のレシピを参考にぜひ試してみたい。

「雑穀はさまざまな料理に活用できます。プリプリと歯ごたえがいいタカキビは、ゆでてハンバーグやギョーザのタネに用いたり、野菜と混ぜて総菜にしたりできます。乾燥させたトウモロコシを中びきにしたコーンミールはお好み焼きの粉に混ぜ込むといいでしょう」

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