健康医療データの読み方

ストレートで卒業できる割合が低い歯学と薬学部

写真はイメージ/(C)日刊ゲンダイ

 看護系は10年度入学者数1万5219人で14年度卒業者数は1万3435人(88.3%)。その他は10年度入学者数が1万9928人で14年度卒業者数は1万5789人(79.2%)。

 医学部と看護系は、ストレートで卒業できる割合が高いですが、歯学部と薬学部は、かなり低い数字となっています。学業についていけない学生が大勢いるのかもしれません。歯学部は人気低下、薬学部は定員を増やし過ぎ。いずれもかなり入りやすくなっており、入学者の学力低下が深刻な問題になっているのです。

長浜バイオ大学・永田宏教授(医療情報学)

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