“年末年始太り”を解消! 専門医師が教えるダイエット法

「深夜だけどラーメン食べる」は“肥満性格”/(C)日刊ゲンダイ

 年末年始に飲み過ぎ・食べ過ぎで太った人は多いだろう。それを自覚しているうちにダイエットを始めるべきだ。肥満治療やダイエット外来を専門とする「よこはま北星クリニック」の島野雄実理事長に、医師が指導するダイエット法を聞いた。

「よこはま北星クリニック」にはさまざまな肥満のレベルの人が全国から来院するが、肥満を病気と関連づけて捉えている人は多くないという。

「患者さんは『太っているけど、どこも悪くない』とおっしゃいます。しかし現在、肥満学会では『肥満があり、かつ健康障害を合併、あるいは合併が予測される場合』は、肥満症という病気として扱うと定めています。健康障害とは、高血糖、脂質異常、高血圧、高尿酸、脂肪肝、睡眠時無呼吸、整形外科疾患、腎臓病などです」

「肥満=肥満症」ではないものの、“血糖値が毎年上昇している”“夜中に大イビキをかき、呼吸が何度か止まる”など「健康障害」にまつわる何らかの事例が見られるなら、「単に体重が多いだけではなく、『治療』が必要」と捉えるべきだ。

1 / 3 ページ

関連記事