安心して治療に専念 患者が医者に聞くべき5つのポイント

写真はイメージ/(C)日刊ゲンダイ

【4】治療効果を示すデータ
 治療にあたっては、効果を客観的に判断するためのデータが重要。
「肺炎はレントゲンの影が改善したかどうかを見ますが、治っても写真が改善するまでには時間的な遅れがある。そこで、CRP(C反応性タンパク)などの炎症反応が下がっているか、白血球数が正常になってきているかを見ます」

【5】治療の目標
 根治するのか、どのぐらいの期間で治るのか。治療効果の感触や予想を明確にする。
「肺炎は通常なら1週間程度で根治します。根治が難しい病気の場合は、病気と上手に付き合っていく方法を考えます」

 5つのポイントを押さえておけば、Aさんも安心して治療に臨める。

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