■布団の中でダダこね運動
朝起きてすぐの時間帯は、まだ寝ていたいという睡眠慣性が働く。これを打ち破るのが、自力で体を温めることだ。といっても、跳び起きて運動をする必要はない。布団の中で赤ちゃんのように体の向きを左右にゴロゴロ変えたり、手足や体幹を動かせばOK。これが、起きた直後のだるさや体の重さを軽減する。
■1杯の水を飲む
眠っている間にかく汗の量はコップ1杯分で、軽い脱水症状に匹敵する。目にこそ見えないが、血液は水分を失い、全身の臓器も血流が悪くなっているのだ。水分補給の意味でも朝一番にコップ1杯の水を飲みたい。胃腸への刺激にもなる。冷たい水だと“体内の冷え”につながるため、特に冬場はぬるま湯がベスト。
■レモンで脳を活性化
朝食時の飲み物は柑橘系飲料がおすすめ。中でもレモンの果汁は、鎮静作用のある脳の神経物質GABAの働きを抑え脳を活性化させるため、エンジンがかかりやすくなる。また、レモンには体内時計をつかさどる時計遺伝子に働きかけ、乱れを小さくする作用も。手軽にとれるレモン飲料をチェックしておこう。
「朝の習慣」でストレスとオサラバだ。