ビタミンCと断糖療法を併用 副作用ほぼゼロの「ガン治療」

西脇院長(C)日刊ゲンダイ

Q どんながんに効果?

 これまで、子宮体がん、胃がんの再発、上顎洞がん、下咽頭がん、卵巣がんのほか、肝臓、大動脈リンパ節などに転移したがんが消えたという。

「がんの部位は関係ないと思います。ただし、画像検査でがんが消えたからといってすぐに断糖をやめると、がんが復活した例がありました。消えても半年間は治療を続けてほしいですね。いずれにしろ、少なくともこの治療法で抗がん剤の副作用や闘病生活のQOLが上がることは明白です」

 現在、毎週延べ50人ほどが治療を受けている。治療例は「ビタミンC点滴と断糖療法でガンが消える!」(KKベストセラーズ)に詳しい。

Q 副作用はゼロか?

「高濃度ビタミンCの副作用はないわけではありません。点滴中に眠気が出る、口が乾く程度。ごくまれに、ぶつけた時などにアザができやすくなるくらいです」

 手術や放射線治療はない。検討してみる手はあるはずだ。

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