夏の肌の“かゆみトラブル” 「あせも」じゃなくて「汗あれ」疑え

女性は“風を通す服装”であせも予防できるけど(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

「かゆくなったら、まずは市販のかゆみ止めを塗ってください。それでも治まらなければ、皮膚科に来てください」

 日常的なポイントとしては、乳液やボディークリームを塗り、保湿をして乾燥を防ぐこと。そして、体を洗う時はゴシゴシ強くこすったり、ボディーソープを使いすぎたりしないこと。

「乾燥は冬だけでなく一年中起こります。むしろ、夏はシャワーの浴び過ぎなどで、乾燥がよりひどいことも。乳液やボディークリームは必須アイテムです」

 乳液などはサラッとしたタイプが比較的好まれるが、24時間潤いが持続しないと意味がない。自分の肌で試して選ぼう。

 また、汗の吸収がよく、速乾性がある素材の衣類を着用することも効果的だ。スポーツ用品店には、吸収性、速乾性に重きを置いた衣類を置いているので、検討するのも手だ。

 汗あれは子供にも起こるので、同様の対策を。

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