猛暑続く夏 「暑さに弱い人」がチェックするべき3つのこと

全英帰りの松山英樹も福島の暑さにグッタリ(C)日刊ゲンダイ

「外回りの営業マンは、日光を浴びて“汗腺力”が磨かれる上、打ち合わせの合間にこまめに水分を取ることができますから、一番、暑さに強い。人事や経理、総務などの内勤は、“汗腺力”こそ鍛えられませんが、ある程度自分の都合で水分を取ることができる点で、暑さに負けることはありません。危ないのは、内勤でありながら思うように水分を取れない部署の人。たとえば、銀行や携帯ショップ、役所の窓口の人、百貨店や量販店の販売スタッフなどは“汗腺力”が衰えやすい上、仕事柄、脱水も続きやすい。イベントスタッフなども要注意です。内勤の人は、暑さの中でもランチに遠出したりすると、汗腺が鍛えられます」(西崎クリニック・西崎統院長)

 危ない働き方の人たちが仕事帰りにビールやハイボールをガブ飲みすると、のどの渇きが薄れたように感じても、アルコールの作用で脱水が進む。翌朝の通勤中に暑さでやられるのは、そんなケースだという。

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