水分大量摂取が招く「水毒症」 熱中症対策は“一緒に梅干し”で

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 この中のいくつかの条件が重なった場合は、特に注意が必要だ。

「水毒症の予防で一番重要なのは、水分補給の仕方です。喉が渇いた時、水だけを飲むのではなく、一緒に塩分も摂取する。これで、血液中の塩分濃度を下げずに済みます。熱中症対策にこまめな水分補給は欠かせませんが、梅干しを一緒に食べるようにするなど工夫してください」

 ひょっとして、水毒症の症状かも? と不安に思ったら、体重計で体重の増加を確認。普段よりも2キロ以上増えていたら、病院で診てもらった方がいい。

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