ペット愛好家に「胃がん」リスク 危険な“愛で方”を医師指摘

普通になでている分には問題なし(C)日刊ゲンダイ

「普通に触ったりなでたりする分には、問題はないでしょう。しかし、粘膜と粘膜が触れ合うような濃厚な接触は控えるべきです。口の周りをペロペロとなめさせたり、キスや口移しで食事を与える行為は非常に危険。排泄物や吐しゃ物を処理する時も細心の注意が必要になります。手袋をつけることに加え、処理後はキチンと手洗いをするべきです。一緒にお風呂に入るのも、あまりオススメできません」(医学博士の米山公啓氏)

 厚労省の13年の統計によると、がんの部位別死亡数で、胃がんは男性で2位、女性が3位だった。ペットを愛するあまり、病にかかってはシャレにならない。何でもかんでもなめたり噛んだりしないようにシツケることも肝要だ。

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