真似したい伝承療法

和歌山県のじゃばら

和歌山県のじゃばら(C)日刊ゲンダイ

 じゃばらのナリルチンの含有量は、カボスの約27倍、ユズの約6.5倍もあるというから驚く。ブタクサなど秋の花粉、来年のスギ花粉対策として即戦力となるはずだ。

 さらに、現代人に欠乏しがちなビタミンC、余分なナトリウムを排出してくれるカリウムも多く含まれている。

 味は酸っぱく、まろやかな風味。果汁は焼き魚や酎ハイなどに使え、そのほか、いろいろな商品も市販されている。

 じゃばらで、体の中を清めたいものだ。

2 / 2 ページ

宮岸洋明

1965年、石川県生まれ。出版社勤務後、95年、健康ライターとして独立。以来20年、健康雑誌などで取材・執筆活動を開始。本連載では、世界的な長寿国である日本の伝承料理がテーマ。「健康長寿の秘訣は“食”にあり」をキーワードに、古くから伝えられてきた料理や食材を実食し、その栄養価、食味や調理法を紹介。筆者自身も、約1年前から数々の伝承料理を食べ約20キロのダイエットに成功。メタボを脱出し、健康診断もオールA。