真似したい伝承療法

福井県の六条大麦のご飯

福井県の六条大麦のご飯(C)日刊ゲンダイ

 六条大麦の生産量日本一を誇る福井県。それをごはんに混ぜて炊いた「六条大麦のご飯」が福井県の食文化として根付こうとしている。

 生活習慣病の予防や、ダイエット効果も大いに期待できるという。

 1カ月前からごはんに六条大麦を混ぜて食べている鈴木哲夫さん(45)は疲労感が軽減し、体も少し軽くなったそうだ。

 六条大麦は、ビールや焼酎の原料となる二条大麦と比較し、小粒。中には、外皮だけを取り除き、内皮を残したまま丸く研磨したものがあり、食べやすく、体にも大変よいという声が多い。

 実際、六条大麦の栄養価はすばらしく、たとえば、食物繊維に関していえば、押し麦の2倍、精白米の35倍も含まれているというから驚きだ。

 その食物繊維は血糖値の急激な上昇を防いだり、余分な脂肪などを吸着して体外に排出したり、健康面での貢献度は高い。

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宮岸洋明

1965年、石川県生まれ。出版社勤務後、95年、健康ライターとして独立。以来20年、健康雑誌などで取材・執筆活動を開始。本連載では、世界的な長寿国である日本の伝承料理がテーマ。「健康長寿の秘訣は“食”にあり」をキーワードに、古くから伝えられてきた料理や食材を実食し、その栄養価、食味や調理法を紹介。筆者自身も、約1年前から数々の伝承料理を食べ約20キロのダイエットに成功。メタボを脱出し、健康診断もオールA。