新潟県魚沼地方といえば、コシヒカリがあまりにも有名。でも、中魚沼郡津南町には、コシヒカリにも負けないほどの甘さを誇るとうもろこしがある。それが「鬼もろこし」だ。
新潟県のアンテナショップで鬼もろこしのスープを購入して飲んで以来、大ファンになったという、自営業の島田智明さんはこう話す。
「これほど甘く、濃厚なコーンスープは初めてでした。甘いものは得意ではありませんが、これは別格です。体にもきっといいと思いますよ」
津南町は高原地帯にあるため、収穫時期の夏場は昼夜の寒暖差が非常に大きい。昼間、鬼もろこしは強い日光を受けて光合成し、豊富なデンプンを蓄える。その一方、朝晩は冷え込み、デンプンの無駄な消費を抑えられるので、甘味が多く残っているのだろう。
鬼もろこしをはじめとする、とうもろこしの栄養価はかなり高い。
真似したい伝承療法