「カバジタキセルは、全身状態がよく、臓器機能が保たれた患者さんに投与することで、生存改善が期待できる。また、ホルモン療法を強化する2種類の新薬は、従来薬ドセタキセルの前に使う方法もいわれていますが、最初から従来薬をやり効かなくなったらカバジタキセルがベターの患者さんもいるのです」
見極めるには、腫瘍マーカーや症状、画像検査の結果、副作用などをしっかりモニタリングする必要がある。
「モニタリングをきっちりできる医療機関を探さなくてはならない」
それが、薬の効果を最大限に発揮することにつながるのだ。
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