カテーテルアブレーションを受ける場合、心房細動が慢性化してから2年以内に行うのが大まかな目安です。
心臓はすべて筋肉でできています。心房細動になると、規則正しい収縮を維持する筋肉を使わなくなってしまうので、筋肉がどんどん衰えてしまいます。
それによって本来備わっている心臓自体のペースメーカー機能(洞機能)が悪化し、ペースメーカーの埋め込みが必要になってしまうのです。
カテーテルアブレーションを希望する患者さんは、洞機能が悪化する前に担当医に相談してください。
天皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」