また、季節の変わり目には、心臓だけでなく腎臓や肝臓の状態にも気を配ることが重要です。とりわけ高齢者が心臓病を管理していくには、どうしても投薬が必要になります。
腎臓と肝臓は、薬の最終的な“処理場”です。薬がきちんと効果を発揮できるかどうかは、腎臓と肝臓がしっかり機能しているかどうかによって左右されるのです。
かかりつけの病院では、2~3カ月に1回は必ず採血して、腎臓と肝臓の状態を診てもらってください。薬を処方するだけで、採血検査をしないところであれば、別の病院を探したほうがいいでしょう。
天皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」