また、そうした形で別の病院に治療内容を相談すれば、治療の結果も報告しなければならないので、さらに透明性は高まってミスを防ぐことにもつながります。患者さんは必要のない治療を受けずに済むようになるのです。
こうした仕組みをつくるのは難しいだろうと思うかもしれませんが、すでに、これと同じような手続きを実施している病院が、全国に10施設くらいあります。今後、心臓病に携わる医学界全体が協力して、もっと拡大していくべきです。
天皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」