線維筋痛症は、全身に激しい痛みが生じる原因不明の病気だ。こわばり感、睡眠障害、倦怠感・疲労感、うつ病などさまざまな症状もあり、適切な診断・治療を受けられていない人も多い。
さらに、「若年性線維筋痛症友の会 きずなの会」によれば、線維筋痛症には小児で発症するケースもあるが、成人とは違い、9~10歳で発症する患者が多く、いわゆる“良い子”であるため、真面目、頑固、完璧主義など柔軟性の欠如が見られる。
それが強力な心的ストレスになって、発症を引き起こしていることも考えられるという。ほとんどの子供は不登校になり、時に摂食障害に至るケースもあることから、より早い対策が求められる。
何より必要なのは、正しい知識だ。
10月3、4日にベルサール新宿グランドコンファレンスセンターにて、「日本線維筋痛症学会 第7回学術集会」が開かれる。4日には市民公開講座(PM2:45開演)があり、無料で参加できる。
患者の一人である「線維筋痛症友の会」の橋本裕子代表の話は一聴の価値ありだ。
(問)[電話]045・845・0597(線維筋痛症友の会)
知らなきゃ損!