徹底解説 乳がんのなぜ?

触ってしこりを見つけても死亡率は下がらない

北斗晶と佐々木健介夫妻(C)日刊ゲンダイ

 右乳房の全摘出手術を受けた北斗晶は、詳細な検査で2センチを超えるがんが見つかった。しかし、「疑いを持って直視しても乳頭の近くだったからだと思いますが指に触れて分かるシコリは自分では感じず、胸の異変を感じた時には、初めは違う乳腺の病気を疑いました」

「その場で直視して触ってもシコリらしき感触はなく、年齢によるたるみなんだろうな~!そうとしか思いませんでした」とブログにつづっている。

 定期的な自己触診は、乳がんに対する意識を高め、検診に行く機会を増やして早期発見につなげるために行うもの――という程度に考えておいた方がよさそうだ。

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