こうした効果が確認されたことで、甘茶の生産量の大部分は生薬材料として、製薬会社に出荷されているという。
もちろん、一般にも流通しており、甘茶を飲み、肌のかゆみがとれたり、血糖値のコントロールに役立ったりしたという人は少なくない。
九戸村の甘茶は農薬や化学肥料を使わずに栽培されている。また、放射能検査も国の基準値よりも厳しく設定した数値をクリアしている。
毎日のお茶を甘茶にするだけで、健康状態は変わってきそうだ。
(健康ライター・宮岸洋明)
真似したい伝承療法