風邪対策として当たり前のことかもしれない。しかし、「実際に始めたら、驚くほどの予防効果」と話すMさん(41)が実践しているのは朝晩、外出から戻ってきた時の鼻ウガイだ。
鼻ウガイというと、鼻から水(湯)を吸って口から出すのが当たり前だと思っていた。ところが、かかりつけの耳鼻咽喉科医に「そこまでしなくていい」と言われ、やり方を変えた。
手のひらをくぼませてぬるい湯をため、片方の鼻の穴を押さえ、軽く湯を吸う。鼻の入り口から人さし指の第1関節くらいまで湯を入れるイメージだ。時々やり過ぎて、鼻の奥がツンとすることもあるが、大体は快適な気分で終わる。
加えて、口腔洗浄液で口をゆすぐ。これも朝晩、外出から戻ってきた時に行う。
この2カ月で、妻が2回もひどい風邪をひいた。一緒のベッドで寝ているので、感染することも覚悟したが、鼻ウガイと口ゆすぎがよかったのか感染せずに済んだ。
今年の冬はこれで乗り切ろうと思っている。
知らなきゃ損!