愉快な“病人”たち

料理研究家 鈴木登紀子さん(89) 糖尿病

鈴木登紀子さん(C)日刊ゲンダイ

 2年前、糖尿病でお世話になっている先生のところで調べましたら、肝臓がんが見つかりました。3カ月前は「大きくて立派な肝臓ですね」って言われてましたのに、知らぬ間に5ミリぐらいのが1個と、ちっちゃいのが5、6個。痛みも何の症状もありませんでした。

 でも、好んで選んだわけではないのに、向こうから来ましたもので、受けて立ちましょうと。幸い、がんが小さいのでレーザー治療だけ。2、3カ月ごとの定期検診でがんが見つかりましたら、その都度レーザー治療を受けております。抗がん剤治療はしておりません。

 レーザー治療は、入院当日か翌日に患部にあてるだけであっという間です。あとは休養のために10日ほど入院するよう言われますが、7日で帰していただいてます。だって、気分的に問題もありませんし、食事がおいしくないのはつらいものです。

 先々月もレーザー治療を受けて、3週間後には友人と京都旅行に行き、おいしい鱧をいただいてきました。昨日食べたものだってスラスラ言えますよ、おいしいものなら覚えていますから。

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