それよりも今は、外出の際に転ばぬよう注意しています。お教室やテレビ収録で室内での立ちっぱなしは平気。でも、外を歩く時はステッキを持って出かけます。気がついたら腕にぶら下げていたり、忘れて帰ったりしますが。もし転んだ時は、そのまま身を放り出します。転んでも変に力まない。ほんのかすり傷で済むので大事に至りません。
あとは「疲れたな」と感じたらすぐ座る。何か調子が悪いと思ったら、「ルル」を3錠飲めば大抵治ります。お薬を絶対飲まない方もいらっしゃいますけれど、我慢するより早めに苦痛を取り除いたほうが、あとの時間を楽しく過ごせると思います。
そうそう、わたくし不良でございまして……。60歳過ぎてからたばこを吸い始めました。原稿を書く前の気付けにメンソールたばこを吹かしています。コーヒーも3年前からいただくようになりました。
独白 愉快な“病人”たち