臨床試験で症状改善 「プラズマローゲン」が認知症患者を救う

 そんな重度の認知症患者が今春からプラズマローゲンの摂取を開始。すると1カ月後には幻覚が減り、3カ月後には認知症のスクリーニング検査「MMSE」(30点満点で23点以下だと認知症の疑い)が4点→7点に。食欲や自発性も出て、スムーズに会話できるまでに改善したという。

 現在は、大規模試験(300人・二重盲検)が進行中。認知症の予防や治療が一気に進化するかもしれない。

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