医療用語基礎知識

【肝炎ウイルス検査】定期健診だけでは確実なことは言えない

 というのも、抗体は過去に感染したことのある全員が持っており、体内からウイルスが完全に排除されたとしても、抗体だけはずっと残り続けるからです。B型ワクチンを打った人も、感染の有無にかかわらず、B型ウイルスに対する抗体を持っています。

 本当にウイルスが体内にいるかどうかは、ウイルス遺伝子検査を受けなければ分かりません。B型、C型ウイルスに特有の遺伝子が検出されれば、それぞれのウイルスが陽性、つまり感染が続いていると判定されるのです。
(医療ジャーナリスト・やなぎひさし)

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やなぎひさし

国立大学理工学部卒。医療機器メーカーの勤務を経てフリーへ。医療コンサルタントとして、主に医療IT企業のマーケティング支援を行っている。中国の医療事情に詳しい。