1900年ごろの75歳の平均余命が9年くらいであるのに対し、1980年の75歳の平均余命も10年くらいにすぎないのです。これは、健診も現在の医療も何もない1900年の75歳も、健診やがん検診を毎年受け、最新の治療を受けることができる80年の75歳も、1年くらいしか寿命が変わらないということを示しています。
現在の最新の医療も、75歳以上の人にとっては大きなインパクトがなく、最新の医療を受けようとも結局は死んでしまうのです。
医療数字のカラクリ