この研究では、どちらの群も食事・運動療法の指導を行っており、食事・運動療法に意味がないという結果ではありません。「集中的な介入の効果がはっきりしない」という結果です。
薬物による血糖治療と同様、厳しい食事・運動療法と、緩めの食事・運動療法の間にはっきりした差はありません。無理して食事・運動をがんばっても、長続きしなければ十分な効果は期待できません。緩めでも長続きするやり方がより現実的な方法かもしれないのです。
医療数字のカラクリ