乳がんについては糖尿病がない人に比べて1・2倍ほどがんになる危険とがんによる死亡リスクが高く、胆管細胞がんは1・97倍かかりやすく、大腸がんでは1・27倍なりやすく、1・2倍死ぬ危険が高いという結果です。子宮内膜がんについてはそれぞれ1・97倍かかりやすく、1・23倍死ぬ危険が高いとなっています。
糖尿病の患者さんのがんの増加原因に関しては、糖尿病そのものが原因になっているというだけでなく、糖尿病で使われる薬との関係も疑われています。この点からいっても、あまりに厳しい血糖治療は、いい面ばかりではないかもしれないのです。
医療数字のカラクリ