5年前に離婚以来、ひとりで子育てをしているシングルファーザーのS男さんは、「正直、家の中の雰囲気もよくないんじゃないかと思う」とため息をつきました。
聞くと、小学5年生の息子さんが、夏休み明けから学校に行かなくなったそうです。
「理由を聞いても“別に”と言うんです。いじめを心配しましたが、息子の昔からの友人にさりげなく聞いても、いじめはなさそう。息子も、活発なタイプではないけど、いじめられているような雰囲気はない」
本人の自主性を重んじるべきかと思い、当初こそ学校に行くようにうるさく言っていたのですが、今は好きなようにさせていると話します。
しかし、S男さんの“子育てに向いていないのでは”という落ち込みはひどく、S男さん自身が食欲減退で激ヤセ。それが息子さんに伝わったのか、S男さんいわく「不登校の理由とは関係なく」、息子さんも食が進まないそうです。
漢方達人をめざせ!