漢方達人をめざせ!

子供の不登校に…

 5年前に離婚以来、ひとりで子育てをしているシングルファーザーのS男さんは、「正直、家の中の雰囲気もよくないんじゃないかと思う」とため息をつきました。

 聞くと、小学5年生の息子さんが、夏休み明けから学校に行かなくなったそうです。

「理由を聞いても“別に”と言うんです。いじめを心配しましたが、息子の昔からの友人にさりげなく聞いても、いじめはなさそう。息子も、活発なタイプではないけど、いじめられているような雰囲気はない」

 本人の自主性を重んじるべきかと思い、当初こそ学校に行くようにうるさく言っていたのですが、今は好きなようにさせていると話します。

 しかし、S男さんの“子育てに向いていないのでは”という落ち込みはひどく、S男さん自身が食欲減退で激ヤセ。それが息子さんに伝わったのか、S男さんいわく「不登校の理由とは関係なく」、息子さんも食が進まないそうです。

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久保田佳代

父は乳児院院長、母は薬剤師、長女は歯科医、次女は眼科専門医という医療一家に産まれたが、昨今の臓器医療である西洋医学とは違い、人に向き合い、カラダとココロの両面から治療が行える漢方を志し20余年経つ。昭和薬科大学卒業、老舗漢方薬局を経て、「氣生薬局」開局。サプリメントアドバイザー、漢方茶マイスター、日本プロカウンセリング協会1級など多数資格取得。「不妊症改善における実力薬局100選」に選ばれている。