ホルモンバランスの急激な変化も発症の引き金です。米国では妊婦の5人に1人が発症すると報告されています(ただし、ほとんどの人は妊娠後期や出産後に自然治癒したそうです)。避妊ピルも発症の原因とされています。
他に、激しい運動後の水分不足や血行不良から耳管周辺の組織が弱ることで耳管が開きやすいことなどがわかっています。
この病気は寝転がっているときより起きているときの方が症状がひどくなります。
立ち姿勢の方が耳管が開きやすく、寝たり頭を低くすると耳管が閉じやすくなるためです。
逆にいうと、寝転がっているときと起きているときで聞こえ方が違う、という人はこの病気を疑った方がいいというわけです。
耳鼻科の病気