花粉症の自覚症状は、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどがありますが、深刻なのは鼻づまりでしょう。
長引くと、頭がボーッとしてきて集中力や思考力を低下させたり、よく眠れなくなったりして、日常生活の質もがくんと落ちてきます。
その改善法に鼻の日帰り手術があります。特に薬を飲むと眠くなって仕事にならない人や、運転中に眠たくなってはいけない人、授乳や妊娠のため薬の服用を出来るだけなくしたい人に適した治療法です。
手術はレーザーが普及しており、保険が適応されています。鼻の入り口から奥にある粘膜(下甲介粘膜)がアレルギー反応を起こすと、ぶよっと白くなり、透明な鼻水が出て、腫れてきます。これが鼻づまりの原因です。
この下甲介粘膜の表面をレーザーで炙って(医学的には蒸散して)、アレルギー反応を起こす部分を減らし鼻づまりを解消します。
耳鼻科の病気